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2023/11/30

故障予防に向けた点検のすすめ

2023(令和5年)~2024(令和6年)の年末年始は、一般的には12月29日(金)~1月3日(水)の6連休という方が多いと思われますが、なかには1月4日(木)、5日(金)を休暇取得して最大11連休という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この度、日本ワランティ協会で調査した国産自動車の機構毎の修理発生状況をお知らせ致します。

<国産自動車 修理発生割合>

主には気温が上昇する6月から10月の期間に故障の発生が多い傾向があります。
これからの時期に注目したいのが、1月に最も高い割合で発生した「潤滑装置」です。
推測ではありますが、年末年始にかけて久々に車を始動した、或いは長距離移動によって車に負荷が掛かったなどに起因した故障が考えられます。
「潤滑装置」には、オイルポンプやPCVバルブ、オイルストレーナーなどが挙げられますが、これらの部品が故障する共通の要因としてエンジンオイルの劣化が考えられます。
エンジンオイはエンジン内部や付帯する各パーツの摩擦を低減したり、金属の錆を防いだり、焼き付きや汚れを洗ったりと機械が正常に作動をするために大切な役割を担っています。

<整備点検のすすめ>

「潤滑装置」の故障を予防するため、皆様が身近に実施出来る整備に「エンジンオイル交換」があります。新しいオイルに交換することで大規模な故障を予防するほか、燃費改善や車 本来の性能を取り戻すなどの効果が期待できます。

年末から年始にかけて、車での移動をご予定されている方は、この機会に愛車のコンディションチェックを実施されてみてはいかがでしょうか。